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社会の出来事を川柳で表現


by nabesada98

川柳誌で初仕事

1月6日(火)
岬川柳会12月度句会の冊子を打上げに取り掛かる。今年の初仕事と言ったところでしょうか。取り敢えず会員の方々が詠まれた近詠句だけでも打ち上げる。比較的晩秋の句が多かった様に思うが、私の選んだ句を紹介いたします。
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近詠句より
・怠け出す 一人暮らしに 捻子を巻く     年子
この時節の句であろう。我が家でも炬燵に足を入れて、新聞を読んだりテレビでも見だすと、怠け癖が顔を出すようで、数を数えながら自分に捻子を巻いて飛び出す、いったん出れば何て言う事はないのだが・・・。

・腕まくり 子と孫派手な 厨事(みくりごと) 令子
お正月は子や孫が来て、さぞ賑わったことであろう。年末の厨房には沢山の御馳走が並んだ様であるが、最近では新年からスーパーも開店する所が多くなり、昔のような風情は無くなって来つつあるが、昔人の保存食としての知恵は、残して行きたいし学びたいものである。

・減って行く 年金年賀 友の数        治
上手に纏められた一句で、その通りである事は昨日も書いたが、友の数が減るのが一番寂しい事ですね。長年逢わなくても子供の頃の旧友は、歳を重ねるに従って懐かしく、年賀状から故郷の匂いが感じられて良いものですね。

・銀盤に 悲喜こもごもの 思い舞う      覚庵
今回もソチ・オリンピックに向けて、代表を決める銀盤の舞は本当に悲喜こもごもであった。特に男子に於いては1位羽生、2位町田、3位小塚だったが、過去の実績を含めた総合点で、小塚に代わって高橋が選ばれた。
何時も思うことだが・・マスコミがはしゃぎ過ぎて、選手には大変なプレッシャーとなっているのではないだろうか?氷の上で舞う身心共に微妙なスポーツなので、期待はするが冷静に見守ってやりましょう。
by nabesada98 | 2014-01-06 18:55