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社会の出来事を川柳で表現


by nabesada98

孝子の森へ

4月6日(金)
ようこそ孝子の森へ、おいで下さいました
入学式を終えて、本格的な新学期は来週からである
その前に時間を割いて、T小学校の先生達は孝子の森へ
好天に恵まれたお昼過ぎ、山桜は落下したとは言え
残った花びらが、優しい吹雪となって歓迎してくれた

自然の中で弁当を広げて、話題は自然の話が中心となる
今年の秋には、子供達の遠足を孝子の森でやる計画がある
子供達が自然と向き合い、体験をする事は必ず心に残る
ここ孝子の森には、働いた嬉々と した汗を感じるからだ

重機を使って一気に作った造った広場ではないが
金をかけたお洒落な建物もないが、来た人たちが自由に作る
板を並べたような机と長椅子、丸太を切っただけの椅子もある
全てが手作りだから、来る度に深い味があるような気がする
私は大賛成である、体験こそ子供達の自立心に繋がるからだ
尾根コースへ、この道も手作りだが急な坂道を一気に登る
直ぐに視界が広がる、もうこんな高さにまで来たのと思う
此処からは平坦な尾根道を行くと、展望台に到着する
遠くに海も淡路島も見える、山また山に囲まれた中に立つと
岬町は沢山の山があるのね、そう80%が山だそうだ
こんな会話をしながら、所々に残る山桜を見ながら下山する

合理的な機能社会へ、自然体験を忘れがちな寂しさがある
何時の頃からであろうか、テレビにビデオにゲームにメールに
子供達を囲む環境も変わる、映像機器との会話社会がある
だが、そこには人としての血の通ったコミュニケーションがない
人としての心の豊かさが薄くなるような気がする
孝子の森へ_f0053885_11385160.jpg
私共の研修会でY氏の話を思い出した、子育て支援ではない
子育ち支援が必要だ、子ども自身には生きる力は誰でもある
その環境が、自然との体験学習で育まれる事を祈る思いだ


・山頂の 視界で広い 町を知る
by nabesada98 | 2007-04-07 11:20