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社会の出来事を川柳で表現


by nabesada98

第17回林間学校

6月10日(火)
梅雨の最中の林間学校である事、ABCテレビ「ムーブ!」の取材も受ける事もあり、数日前から祈るような思いで好天を願っていたが、願が通じたのでしょうか第17回目の「大人の林間学校」は好天に恵まれた、今まで微妙な天候も有ったが、17回すべて里山まで案内できた事は、本当に天も味方しての取組だと幸運を嬉しく思う、自称晴れ男・晴れ女の方のご参加も力となっているのかも?

本日の取材は、テレビと共に急遽「南泉州地域ブランド推進ネット」シティ情報0724編集部の取材も受ける、先ずは朝礼で参加された皆さんに2社を紹介して始める、築100年の小学校が建てられた当時の、よき時代から何時何処で変な方向に道がカーブしたのだろうか、今日は原点を思い出す1日に成るよう願う

第17回林間学校_f0053885_233338.jpg1時間目は「孝子の昔」と題して、中孝子自治区の区長で金輪禅寺の加藤住職にお話して頂く、孝子駅は松茸狩り期間の臨時駅から常設駅になった事や和歌山県境のトンネル工事に多くの労働者が在住した事、孝子の名前の由来は2説あるが共に孝行心から来ている事などや、昔の暮らしを参加者からも沢山引き出しながら纏めて頂いた

第17回林間学校_f0053885_2335889.jpg2時間目、季節に因んだ歌を中心に10曲、中に辻井先生の弾き語りやトランペットとピアノの一人二役のパフォーマンスを挟んで歌う、歌ごとに背景や思い出を入れるが、新聞の投書で掴んだ思い出の曲より、私が感動した「痴呆の母が歌う月の砂漠」の文を紹介して歌うと、同じような境遇の方がおられた様で、涙が出たと後で私にソ~とご報告下さった、

第17回林間学校_f0053885_234272.jpg里山広場までの道には、定家かずらやササユリや名残の卯の花を楽しみながら歩く、孝子の森広場では昼食が準備されており、食事しながら初対面の方も多いのに賑やかな声が聞こえる、頃合いを見て私達のスタッフを紹介するが、良いメンバーが揃っている事も継続できる要因である

第17回林間学校_f0053885_235311.jpg続いて徐氏による山の面白教室は、「夏は来ぬ」の歌詞の解説に感銘した後で歌を合唱すると、何か歌の中で背景が生き返った様な元気な声が聞けた、定家かずらの現物と名前の由来や、花菖蒲の種類の勉強を自然環境の中で見聞きすると、新しい発見もあったのでしょうか、皆さんの顔が嬉しそうに輝いていた

尾根コースの散策は5分も登ると、丸太小屋が見る間に小さくなる、展望台は霧か霞か?もやって海や淡路島は見えないが、さわやかな新緑の風が吹き抜ける、道を歩きながら良く見るとクヌギや松の小さな芽が出てきている、十年二十年と経てばどんな木になるのだろうか、リョウブの林立する道を抜け、ツリーハウスの近くでは沢山のトラノオも開花し始めていた

第17回林間学校_f0053885_235374.jpg七夕の工作に夫々が願を込めて、短冊を書いておられたが内容は?工作しながら耳を借りて「七夕伝説」として、織姫と牽牛が7月7日にだけ会う事の出来る由来を朗読す、丁度3時には終了として下山、途中の取れたて野菜の販売も最近では楽しみの一つだ、荷物になると言いながら結構買い求められていた

ABCテレビの皆さんも朝早くから最後まで、重そうな荷物を持って、山道を上り下りしながら頑張っておられた、合間では参加者のインタビューを撮ったり、多忙な一日だったようだ、全体を通して私にも質問があったが、駅~学校~地域~里山まで全てに昔のままの生活感が残っておるのが良い、こうした場所は大切にしたいものである、又来て貰える事を楽しみに・・・

・林間学校 昔の私 見つけたり
by nabesada98 | 2008-06-10 23:02