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社会の出来事を川柳で表現


by nabesada98

5月度「大人の林間学校」

5月11日(月)
5月度「大人の林間学校」_f0053885_21213965.jpg孝子小学校周辺の山々は新緑に染まる良い季節である、5月度「大人の林間学校」は24名の参加者を迎えて開催する、孝子小学校がこの地に建てられて100年の年月が流れ、戦前戦後を見続けてきた歴史ある小学校で、昔と同じ様な朝礼の鐘の音を聞き本日もスタートをする、“目に青葉 山ホトトギス 初鰹”この時期は目に良し・聞いて良し・食して良し、良い季節感が込められた一句を披露しながら~久し振りのラジオ体操~1時間目へ

5月度「大人の林間学校」_f0053885_2122848.jpg1時間目は「若者による町づくり」と題して、この町でパソコン教室やみかん農園、水ナス作りに精力的に取組んでいる島田洋輔氏に講師をお願いする、
「若者の価値観が変わった高度経済成長後の日本社会」では、情報化社会の中で若者は、高齢者が創造する以上に多くの情報は持っている、ただ個人主義的な傾向があり、其の情報を社会の中で生かしきれていない事が問題である、今の世の中は昔のような年功序列、終身雇用のシステムが崩れ、仕事の選択と方向性の難しさが有る、若い人の生の声を聞く事に大変意義があった

5月度「大人の林間学校」_f0053885_212255100.jpg2時間目は「昔を偲ぶ音楽教室」は、この時期を歌った童謡「茶摘」「白い花の咲く頃」「カタツムリ」「夏は来ぬ」の背景を話して合唱する、ここからは辻井講師のトランペットとピアノの一人二役演奏と弾き語りの「パパママ有難う」を挟んでから、「森の水車」など4曲を合唱する、童謡や唱歌を歌いながら・・・昔を懐かしく偲ぶ

5月度「大人の林間学校」_f0053885_21235686.jpg孝子の森までの道には、丸葉ウツギの花やササユリの蕾・卯の花の蕾などに目を遣りながら広場に到着する、昼食は煮物を多くした別注弁当と温かい味噌汁も好評である、弁当の主な中身は「タケノコの土佐煮、天婦羅、カンパチの造り、野菜サラダ、エンドウの卵とじ、お多福豆、漬物」等、昼からの授業開始の前にサポートするメンバーを紹介をする

5月度「大人の林間学校」_f0053885_21242267.jpg里山での名物講師徐さんの草花教室は「卯の花の話」である、「夏は来ぬ」でお馴染みのウツギの花の事であるが、歌の歌詞にあわせて解説が始まると、何気なく歌っている歌だが昔の言葉遣いの奥深い解釈法を聞く、其々の歌詞のつながりに意味合いがる事を初めて知らされる、幸い咲き始めの卯の花を見つけて、高貴な白い花を回して手に取ると素晴らしい花の実感が湧く、最後に皆で「夏は来ぬ」の歌を合唱する

5月度「大人の林間学校」_f0053885_21261573.jpg尾根コースの散策は爽やかな風が吹きぬけ、見える新緑の山々も優しく迎えてくれる、淡路島や瀬戸内海は生憎と見えないが、広々とした視界が穏やかな気持にしてくれる様だ、大きく深呼吸をしての帰り道は、落葉でクッションのようにふわふわの道も久し振りの感触である、つるつる肌のリョウブの林を抜けると、直ぐに孝子の広場に到着である

5月度「大人の林間学校」_f0053885_21263881.jpgコーヒータイムに続いて、本日の深日素焼きのミニ盆栽は草花をコケで包んだ形だが、各人が素焼きを持ち返って好みの花を植えられるも良し、時には草花を入れ替えるも良し、一寸身近に草花を活けて飾る程度でも、飾り方によっては面白い感じの物になる、途中での地元野菜の買物に急がれる方もあり、これにて本日の取組終了とする

・新緑に 溶け込みました 深呼吸
by nabesada98 | 2009-05-12 21:19