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社会の出来事を川柳で表現


by nabesada98

会葬御礼から

9月26日(水)
昨日は早朝に弟の車にて大阪発→広島・可部町へ10時着、余裕を持って1時間前の到着と思ったが、親族一同の写真にぎりぎり間に合いセーフ。63歳で山登り中にこの世を去った甥の葬儀、会社関係者や中国山脈を越えて沢山の同級生や友人の参列は、250人ぐらい?で会場がいっぱいであった。

昨日紹介した盲目の義兄は、突然の訃報連絡に・・飾ってあった息子の写真を、両手でお腹に抱いて暫らく動かなかった・・と、長姉がこっそりと私の教えてくれた。その心境は余りにもせつなく私の心を揺すったが、今日の義兄にはそんな動揺した姿は無く、車椅子で移動してもらいながら、気丈に振る舞っておられた。

昨夜遅くに、我が家に帰宅して見た会葬御礼の一文、通常は例文どおりが多い中で、親族の思いが込められて胸が熱くなった。
会葬御礼から_f0053885_11445882.jpg

絆を大切に生きた父を偲んで
何事も最後までやり通す、真面目な父でした。私たちが「昭和の夫婦」と呼ぶ両親は、亭主関白の父に母が寄り添い、厳しくも愛情豊かに子どもを育ててきました。私たちの幼い頃は、忙しい仕事の合間に授業参観に駆けつけ、最近では遠方に暮らす祖父母のもとを毎週訪ねた父。その温かい人柄を、家族誰もが慕っていました。
先日、父は孫娘の保育園の敬老会に母と共に出席し、孫の成長に目を細めていたものです。これからは夫婦二人の時間も大切に、穏やかに過ごしてほしいと、皆が願っておりました。
父 健一は平成二十四年九月二十三日、急の病により六十三年の生涯をとじました。お仲間と出かけた山登りから、元気で帰宅するはずでしたのに・・・。
突然の別れを受け入れられず、悲しみはつのるばかりです。今はただ、父がお浄土から見守ってくれると信じ、皆で感謝を込めて見送ります。
生前皆さまより賜りましたご厚情に、深く感謝申し上げます。本日はご会葬をいただき、誠にありがとうございました。
略儀ながら書状をもちまして厚くお礼申し上げます。

平成二十四年九月二十五日

喪主 ・・・

未だ若い喪主ですが、父親も喜んでいる事と思います。

・ああ無常 父母より先に 三途川
by nabesada98 | 2012-09-26 11:45