岬川柳会・7月度会報誌「近詠句」より
2017年 08月 31日
8月31日(水)
暑かった8月も今日で終わる。季節は良く知っているもので、蝉の声が消えて~虫も鳴き、秋が来た事を感じる。実りの秋からは故郷の風景が浮かぶのは、いくら歳を取っても変わりないものだ。
午後3時頃から5時過ぎまで、同じ自治区内のIさんからの相談を受けて・・庭木の剪定に行く。
要するに、年中緑で小さめの葉が沢山あり・・好きな花としてシマトネリコを数か所植えられたようだが、花が満開になると種が飛び散って、そこら中に苗を延ばすので、花だけでも剪定して欲しいとの事である。
岬川柳・追加原稿を打ちあげて~近日中に校正に回す予定です。
岬川柳会・会報誌7月号「近詠句」より
8月句会は夏休みしましたので、多少の季節感のズレがある句は、差し引いてお読みください。
・混乱は 矛盾すぎたる 政治から 西井 のび
・孤独な日 テレビを友に 泣き笑う 星野富美子
・秋らしく トンボの群れに 空を見る 野間 修
・耳のせみ 真夏の蝉と 鳴き競べ 高橋 茂平
・支え合う 人生共に 折り返し 吉本 晴美
・冬は嫌 暑くなったら 夏も嫌 細川 清一
・腰たたき 背筋のばせば 山笑う 服部雄一郎
・飲み助の 隣り空けてる 飲まぬ人 稲原 治