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社会の出来事を川柳で表現


by nabesada98

こつこつと

4月11日(水)
岬川柳会3月号より
課題は「こつこつ」、優しいような難しい題であったが
例によって私の気に入った句を紹介します

・こつこつと貯めたがやっと兎小屋      洞庵
「日本人は兎小屋のような家に住んでいる」、かって欧州の
ある報告書に表現され、よく働く民族と紹介されたと聞く
長期ローンを組んで、やっと払い終わってみれば定年
建売住宅は立替時期?少し寂しい社会の一面がある

・コツコツと貯めたへそくり覗く日も       桜琴
へそくりとはコツコツ貯めるものでしょう、覗く情景が分る
一昔前だと、通帳を見るにも楽しみな銀行利息があったが
今は、限りなく〇円に近い利息で楽しみもない、一体
その利息分は何処に消えたのでしょうか、儲かった銀行が
政党に寄付する話もあった、バブル崩壊の時に世話になった
国や庶民に帰すことを知らない

・こつこつと続ける趣味の難しさ         和香
なんでもそうだが、継続する事の難しさがあります
自分の技量や人間関係や金銭的な事や仕事との重複や
色々ですが、仲間を作って楽しく気楽にやることでしょうか
目標を持つのも一つでしょうか、私の川柳は全くの素人だが
偉そうなタイトルを付け、ブログにして尻を叩いております

・こつこつと技術で生きる町工場         貞夫(私の入選句)
現役時代、取引先の大半は中小企業であったが
皆さん、競争社会の中で創意工夫をされて会社を守る
そんな経営者の姿を見ながら、多くの事を学んできた
苦労して造ったアイデアを、合理化された大手同業者や
安い海外商品にと、厳しい競争社会の中で生きる町工場
マスコミはごく一部しか取り上げないが、こうした町工場が
有ってこそ社会が成り立っていることを、忘れてはならない
by nabesada98 | 2007-04-12 05:03